おすすめ情報
好きなことで生きたい人が「そこそこではダメ」と考える理由
好きなことで生きたい人が「そこそこではダメ」と考える理由
好きなことで生きたい人が「そこそこではダメ」と考える理由は、お金に対する意識が非常に薄いからなのです。 稼ぐのはそんなに難しい事ではないんです。 稼ぎ方は今、あなたの手元に1万8千円の貯金があります。さて、そのお金を何に使いますか? 飛行機ですか?旅行ですか?美味しいものを食べるお金ですか?それとも洋服を買うお金ですか? 実は、そういった事に使うお金を稼ぎ出した人というのは皆無に等しいんです。皆、目の前の小遣い稼ぎにだけ四苦八苦している人が多い。
もちろん、稼ぐ方法にも色々ありますから、アルバイトで月収5万円でも生活している人やネットビジネスを10年続けている人もいます。しかし、9割以上は月収5千円以下で満足してしまっているんです。 ちょっと収入をあげる為にアルバイトをしただけで「あんまり稼いではいけない」とか「せっかく働くならいいところまで行って帰らないと」などと、こんな意識で働いているからすぐに飽きてしまうんです。
好きなことで生きたい人の「そこそこではダメ」という考え方のポイント
好きなことで生きたい人の「そこそこではダメ」という考え方のポイントは、どう生きていくか?を考えるという点だ。世の中のほとんどの人達は、社会的な評価を得るという目的に人生の大半(一番長い人でも15年程度)を費やしていると思われる。だから、その目的をはるかに超えて、自分自身のために全力を費やすことは相当に難しいことだ。
自分で稼いだ、自分でお金を生み出すとはそういうことだとおもう。好きでやっている事だけで生活するということを目指し、その方法を真剣に考えたことがあるならば、「そこそこではダメ」を覚悟してがんばったほうが得だし早いと思う。ただ、自分と同じ動機の人は少ないと思う。
世の中には絶対数で比較すれば、それなりに生計を立てていける人はたくさんいるはずだし、その分、自分のやりたいことや時間をほとんど犠牲にして、そうしているのにも拘わらず、それで食えている人は多い。そういう人たちは多くを望まない。今自分が欲しいだけお金を得られれば満足だ。だから、そういった人達はある一定の水準以下で満足している。逆に言えば、充分満足している人はそれ以上を求めないということだ。
好きなことで生きたい人の「そこそこではダメ」という考え方のメリット
好きなことで生きたい人の「そこそこではダメ」という考え方のメリットは、それが無駄になることはない、と思わせてもらえることだ。例えば、技術が好きな人はそれを深めていくと他のことにも応用できると私は感じる。技術士試験は、技術が好きかどうかはその技術士になっても維持できるのかという試験だ。
同じ技術が維持できるかというと、そんなことはない。技術士になったことをやりがいに感じて、同じ技術者となって社会に貢献しようとするが、技術の専門知識がないと自分の技術が役に立つことに確信が持てなくなってしまう。「技術士試験のためだけに勉強しているから関係ないや」と思って他の技術者の活躍に心動かずその道を邪魔するようになってしまうのは、その技術士の所属する分野の衰退につながるのではないだろうか。
こういう捉え方をすることで、技術士試験になかなか受からなかった場合でも、技術士試験がない世界でその資格を持ったまま働き続ける道筋ができてしまうのではないかと思う。私の場合は、趣味でいろいろな機械を作り続けることで、それが活かされる場所に出て行く機会ができる、という期待が持てている。