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似顔絵 上手く書く方法 デフォルメとモデルの特徴を引き出す
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出すメリット
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出すメリットは、写真では分からない、なかなか表情や髪型が出てこないところを細かく描き込み、再現性を高められる点にあります。例えば漫画などでは、キャラクターの眼の周りを黒や紺などの色で描いて、目の位置や大きさが分かるようにしていますが、似顔絵であれば、細かい顔のパーツや毛量、髪型も合わせて、対象の人物として描き出すことができます。普段見ることのできない表情や、モデルとしての力量などが感じ取れるため、似顔絵としてのリアリティが格段に上がるのです。
このように、似顔絵は写真では表現できない表情や、モデルとしてのリアリティを、忠実に再現できるメリットがあります。 写真をそのまま利用してアニメーションにすることも可能です。
手書きのイラストの通りに、細かい表情や髪型を書き込むことで、漫画やアニメのような動きのあるアニメーションを簡単に作成できます。また、ポートレートや背景などにも応用ができます。写真の表情や動きを再現することで、よりリアルで印象的な動画・静止画を作成することがきます。
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出す場合のポイント
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出す場合のポイントは、基本的に、鼻や口など重要なパーツを顔の輪郭から大きく離すように描くことです。シンプルな輪郭の中に、少し尖った鼻(口)がある感じですね。頭の大きい、胴長の、小人っぽいの、キリっとした男性的な感じなど、対象によって描きたい人物の特徴は様々です。それをしっかり観察してバランスよく引き出してあげましょう。
逆に顔のパーツが上手く再現できていないと、バランスがとれなくなってしまい、メリハリが無くなってしまい似顔絵で作るキャラクターの魅力が半減してしまいます。できる限り、再現しやすいパーツから大きく外れて描かないことがポイントです。また、鼻や口などよく目立つパーツが、実際の顔よりも小さく描いてある場合には、デフォルメでは表現しきれていないという事になります。
デフォルメで表現される細かい部分が、その人ならではの魅力を表現しきれていない場合もあります。
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出すときの注意点
似顔絵でデフォルメを使ってモデルの特徴を引き出すときの注意点は、一体型にすると作業効率が上がる反面、骨格が捉えにくくなってしまいます。できるだけ目を細め、口もやや大きめに描いて、目や鼻や口の位置関係を指定しやすくするとよいです。パーツによっては、多少バランスを崩して、肉体のパーツを組み合わせても、全体感が見えてかっこよくなります。
もちろん、もともと決まっている印象をもとに人物などを描いても面白い表現ができるので、ぜひいろいろ工夫してイラストレーションを描き進めていってください。最後に、そのイラストを1枚のキャンバスにまとめると、見ている人にスッと伝わって親しみやすくなります。
そのコツは、イラストソフトなどでパースのついたモデルをあらかじめ用意してデフォルメしたポーズや動作をトレースすること。たとえば、脚を床について立った状態からスタートして、膝を折った状態から両足の力を抜いて自然に起き上がる様や、上目遣いで真顔で相手をじっと見つめる表情をモデルにしてもらいます。