似顔絵 描き方のコツ 描き手の意図によってデフォルメする

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似顔絵 上手く書く方法 描き手の意図によってデフォルメする

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメするメリット

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメするメリットは、似顔絵を描く過程で見えてくると考えています。そして、似ていることでもしかしたら性格までも伝わってくるのではないかと思うのです。たとえ似ても似なくても、似顔絵にはそれがあって、それは同じことなのかもしれないです。

特に似顔絵はプライベートな部分。絵という芸術作品になると、絵で何か伝えたいことがあるはずですから、似ていても決して「似てない」とは言えません。そしてそれは、意図があってのことなのです。

それを意図せず描かないのも、それを見せているというのと一緒です。似顔絵はそれをそのまま描きたいのではなくて、その人の大切な部分を伝えることが求められているのだと思います。なぜでしょう。

人間の顔をデフォルメするだけでも、何かしらの感情は伝わるはずです。つまり、そこには意識があるのでしょう。その人が持つ感情があるからこそ、デフォルメする必要があるのです。そんなデフォルメされた顔の中に感情が伝わったときは嬉しい。

これはすごく創作意欲がわくってもんですよね。

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメする場合のポイント

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメする場合のポイントは、どうとらえて描くのか。普段ならデフォルメしなくても良さそうに見えて、絵を純粋にみる人が見た時に「お、何かおかしいぞ?」と違和感を感じるようなことです。デフォルメすること、ということは、自分のオリジナリティを表現する方法であって、あなたのオリジナリティではありません。

逆にいうと、デフォルメすることは個性ではなくて、「どう見えているか?」ということです。実際の絵画と違った顔として描くのは、そのデフォルメをどうするかというところと、そのデフォルメにもしオリジナリティがあるとしたら、それはどういうオリジナリティなのか。

そこにあなたの個性が出ます。つまり、デフォルメを加えることで面白くもなり、逆にオリジナリティが無くなることも考えられます。個性というのは、様々な要素がある中で、作品を見た人に「伝わること」だと考えるので、あなたの個性を出す上でもこのポイントをおさえておきましょう。

また、顔の描き方のバリエーションもどんどん増やしていきましょう。

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメするときの注意点

似顔絵で描き手の意図によってデフォルメするときの注意点は、誰が描いたかはっきりと分かるぐらいに、似せたかどうか分からないぐらいの表現にすることです。もし、デフォルメした顔絵が自分の顔だと思い込んでしまい、人に見せてしまうようなことがあれば、似てるけど全然違うといったことが起こり得ます。似てなくても似てると信じ込んでしまうほどに気持ちが昂ぶることを擬人化といい、擬人化された人物の気持ちが描いてあれば特に問題ないです。

擬人化は、人が見たときの心理的な距離が縮まりますが、自分の顔だと思って擬人化してしまったら、自分がイメージする似顔絵と合わないと判断されれば、嫌われてしまいます。一番いいのは、擬人化ではなく、自分が描いた顔として認識してもらうことです。

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