似顔絵 描き方のコツ クロッキーを練習に取り入れる

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クロッキーで似顔絵の描写力を身につけるメリット

クロッキーで似顔絵の描写力を身につけるメリットは、やはり「プロになることが出来る」ということだと思いました。デッサンを独学でやっている方は、先生に見てもらうことは出来るのですが、果たして自分のデッサンが正しいかどうか判断することは難しいと思います。というのも、自分の中には正しいと思っているデッサンがあっても、他人は違うデッサンをしているかもしれません。

また、デッサンに使っているものも作品に合わせて変わってきます。それを正解にすることは不可能です。当然、プロの方でも他の人と違う作品を描いているかもしれません。自分の考えと他の方の考えが違っていたとして、それが間違っているとは限りません。なぜなら、自分とはまったく考え方が違う場合もあるからです。

その人の好みに合うのか、それとも違うのか。その違いを見抜くにはデッサンだけではなく、作品の背景も読み取って判断しなければなりません。デッサン力向上には、自分の考えを書き出して他人の考えも取り入れることが一番だと思うのです。デッサン力が上がると、それだけデッサンが描ける作品の幅が広がり、作品を描くことが楽しくなります。

クロッキーで似顔絵の描写力を身につける場合のポイント

クロッキーで似顔絵の描写力を身につける場合のポイントは、第一に体のバランス。バランスが崩れているとデッサンにならないので、この点は注意が必要です。コツは、眉の位置、目の位置、口の位置。

これらを意識しながら、顔全体を、左右だけでなく上下のバランスにも気を配り、描いた線の質感を確かめながら紙の中央に向けて紙にペンを走らせます。漫画のデッサンの基本は、「人物のポーズを取る(似せる)ためにデッサンする」こと。その際、鉛筆だけでなく鉛筆画用のデッサン具や水彩絵の具、パステルなど、好みの絵具で描いてみましょう。

デッサンの経験が無くても、ペンタブレット等を使って簡単な形状のイラストを描いてから描けば、描きやすくなります。また、線画だけではなく、面を使って描くことで、遠近感や陰影をより意識して描くことができます。

このように、絵を描くことから意識を離して考えてみるのも大切です。

クロッキーで似顔絵の描写力を身につけるときの注意点

クロッキーで似顔絵の描写力を身につけるときの注意点は、とにかくデッサン力の未熟さを露呈しないことです。 そのためにも最初の「平常な顔」を重点的に描く練習からはじめましょう。 まず、通常のデッサンで顔は正面からしか描けないため、デッサン力アップのトレーニングにもっとも役立つのは真正面からの顔の撮影です。

ただし、顔の向きはそのままでは正面がわかりませんから、必ず鏡を使い、正面から自分の目線をキープした状態で人型の物体を撮影しましょう。 そして、その時の目線や、光線が当たった部分などの情報をもとに、顔の向きを修正します。

また「真正面からの顔」といっても、個人差はもちろん、髪型などによってもデッサン力は異なります。 例えばお人形などのデッサンをする時は、その人物の顔の特徴をつかみ、描く対象に注意を向けて、「目の位置」「髪のかたち」「眉」なども良く観察したうえで、正面からの顔のラインや髪型を正確に描くよう心がけましょう。

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