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似顔絵 上手く書く方法 頂点を捉える
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描くメリット
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描くメリットは、画のバランスが崩れないことです。似顔絵全体のバランスは誰が聞いても分かりやすいですが、顔のパーツや顔の向きがアンバランスだと、良く分からない絵になりがちです。極端な例で言えば、パーツだけで描いてしまった似顔絵や、頭を真上に向けたような似顔絵は似ても似つかない出来映えになります。
また、頭でっかちな絵や平面的な絵は、似顔絵を描く際に悩む問題の代表的なモノです。しかし、モチーフ自体を強調するような遠近法を使って顔のバランスを保てば、その問題に頭を悩ませることは少なくなるでしょう。
実際に、似顔絵を描く際に遠近法で描くことも多いのです。遠くからの風景なのか、近くからの風景なのかを考えて、それに対応した画角で似顔絵を描くようにすれば、必然的にバランスの取れた似顔絵が仕上がります。
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描く場合のポイント
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描く場合のポイントは、背の高い人、背の低い人、細身の体型の人、足の長い人、短い人、ボリュームのある人、頬がこけた人、ぽっちゃりの人、ふくよかな人、細身の体型、頬骨の高い人低い人、豊満な人、ガリガリの人、等です。顔の輪郭で特徴的なのは頬骨の部分とエラと耳たぶです。目が大きくて離れている人は、その分目が重要となってきます。瞳に関しては、丸みが大きい人や三角形な人が多いのですが、それが似顔絵の表情を作っているのです。笑顔に関しては、口角が「ちょっと上がっている人がいい」とか「口角がキュッと上がっている人がいい」とかポイントがあるのです。
基本的に日本人の笑い方は真顔と笑顔の間くらいのスマイルと言われているのでそれくらいを目指してみてください。髪型はふんわりした感じにして、髪が長くても短くてもふんわり感が出ていればOKです。
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描くときの注意点
似顔絵でモデルの頂点の位置関係を意識しながら描くときの注意点は、いかに小さな絵に描ききるか、ということを意識します。大きなものは、見栄えがしてよいと思います。しかし、これをより良く描くためには、描く本人が小さなものに集中しなければなりません。上の例の場合では、上のような「絵」が、人の顔から上半身に回り始めて、顔はだんだん下方に移動してきたという順番が適当だと思うのです。
そうして、その「絵」がいかに小さいか、ということが重要です。それは、人物の大きさが変わるからではなく、見ている人の視点と、描いている人の視点が、少しずれているからそう思うのです。描いた人は、見ている人の心を見透かしているような絵を描く人がいますが、それは、目が顔の上方に追いやられているからです。
それは、絵を書いた本人が小さいものを非常に意識しているからです。そして、上の「絵」であれば、手前の小さな一輪の花に意識がいきがちなので、脇の下を忘れた、ということにもなるのです。