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似顔絵 上手く書く方法 正中線を意識する
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描くメリット
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描くメリットは、対象物を正確に捉えやすいことです。正確に捉えることができればその分、似顔絵が歪みにくくなるため、より美しさを表現することができるようになるでしょう。人物が描かれている似顔絵を描いているときに、眉と目、顔のパーツの境目がぼやけたり、ずれていたりすると、デッサン力の低さを疑われてしまうことも。
その点、正中線を意識した構図を作成していれば、デッサン力の低い絵を書くことはないため、安心して美しい絵を作ることができるでしょう。似顔絵のコンテストによっては、この正中線の有無が評価項目に入れられることもあるのです。
その作品だけ、純粋に作品として受け取られる可能性が高くなります。なお、デッサン力を鍛えるためには、イラストソフトで自画像を作成したり、手書きのイラストを描いたりして、その過程の中に正中線を描くことを取り入れたりしましょう。
描いている最中にその形や位置を修正することになりますが、この修正のしやすさによって、デッサン力が鍛えられているかどうかを確認することができます。
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描く場合のポイント
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描く場合のポイントは、左右対称性です。よく見られるアヒルが左を下にして寝ているような見栄えでなく、左右対称性を意識することが重要です。左側が膨らんで見えても違和感があるし、逆に右側に盛り上がりがあっても見た目を良くするために無理な整形をしたように見えがちです。
基本的に似顔絵では目元をしっかり描き込むのですが、漫画や絵において目の位置を変えるというのはタブーに近いことがよくあります。それと同じで、絵を描く場合、顔面を左右対称に配置するのは基本中の基本なのです。
左右非対称のキャラは、似顔絵においてあまり作例を見かけないと思います。ましてや、左右対称性を意識しながらの似顔絵となると、もう無理でしょ!と思ってしまいがちですが、そこは心配ご無用です!似顔絵を描くコツをつかめば、難しいことは一切ありません。
上手く描けなくても、それっぽささえあればOKです。
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描くときの注意点
似顔絵でモデルの正中線を意識しながら描くときの注意点は、横幅を強調しすぎないことです。つまり、縦のラインで丸みを感じさせないよう、強調しないことがポイントです。正面から出ている顔の輪郭部分をよく見て、縦線との不自然さがないように意識します。
そして、正面の顔ラインを丸めて、そのぶん視線を斜め上方向に向けられるようにします。手前から飛び出さないように、目を大きく見せるなど、顔は小さく描くのがコツです。
斜め前方に視線を向けるように、お辞儀をしているようなイラストを描くのがポイントです。お辞儀のポーズにする場合は、肩や頭を「く」の字型に描いて、体のバランスを丸みを持たせるようにします。
顔の輪郭を丸めた分だけ、お辞儀しているような雰囲気を出します。漫画絵にマッチするキャラクターや動物、人物などの正中線を意識して描くことで、イラスト漫画独特の可愛らしさと迫力が生まれます。