似顔絵 描き方のコツ 言葉だけで表現してみる

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似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみるメリット

似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみるメリットは、髪型や服装から、顔のパーツや眉毛、輪郭などを観察して描く練習になるという点です。もちろん、観察が得意、もしくは得意な方はわざわざマネをする必要は無いかもしれません。しかし、顔立ちやデッサン力、画力などを磨くことにもつながりますので、他の似顔絵師さんから描き方を学べるこの機会を積極的に活用してみるとよいでしょう。

特に、ヘタクソな人は観察するポイントがバラバラですし、似せる事を目的に描くので、個性や魅力が出しづらくなっています。そういった方にとっては、人体デッサンからマスターし、似せ方から学ぶことは、とても貴重な練習となることでしょう。

また、苦手な人を描いて修正してもらうという作業を繰り返す事で、より似合う顔や似ていない顔の判定ポイントが分かるようになり、美人やカッコイイ似顔絵に仕上がるという効果も期待できます。自信が無い方は、自分の似顔絵との違いの要因を知る練習が最適なのではないでしょうか。

似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみる場合のポイント

似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみる場合のポイントは、具体的な顔の細部よりも「雰囲気」を表現することにある。具体的に描写しようとすると、どうしても実物の画像資料を見るなり、カメラで撮影して画像資料化するなり…といった方法が必要になってしまう。しかし、言葉だけから描画するのであれば、何を素材としてどんな表情を描こうかと迷うことはない。

それは自分自身の顔を見ただけで具体的なパーツが描けるという自信があるからだ。そしてそれは、これまで何度も経験してきたことでもある。

そうやって今までいかに文字情報や写真資料を使って描いてこなかったか、ということがよく分かった。そしてやはり、言葉だけで描いていくのは、自分が思っているよりむずかしいものだ。つまり、実際に顔を写真として写真画像で撮影する、というのはむずかしいらしい。

私のようにカメラ機能を「趣味」的に使いこなすことができる人は別にして、現代人の大半がそんなことはできない。これはかなり大きなポイントだと思う。

実際、私の作品の中でも人物が写っていないものは少ない。自分でもびっくりするくらいの人物写りのよさなのだ。

似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみるときの注意点

似顔絵の練習として見た目を言葉だけで表現してみるときの注意点は、まず絵を描く過程を省かないようにすることです。絵を描く時は基本的に、描きたいものを紙や絵筆やパレットなどの道具で直接描き、後でそれに言葉(口述)を乗せるのが「絵の練習」と位置づけられます。この時点で絵を描くことをいったんやめて、それから改めてどのような順序で描いて行くべきかを考えながら紙に鉛筆で描き、後日言葉に変えて語っていく、というやり方もあるでしょう。

これは絵が得意な人でなくても、絵を描いてみたことがない人でもおなじです。また、絵が描けなくてもおなじです。

さらに、どのような順番で描けばよいかを試行錯誤するのも、一見不合理に見えますが、それは絵を描く時の重要な「訓練」です。絵は絵筆を手にした瞬間から、その物語が始まるのですから。

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