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似顔絵を書くコツ 感情の表現
似顔絵で人物の感情を表現する場合のポイント
似顔絵で人物の感情を表現する場合のポイントは、まず、何を主眼に置いているかを考えること。そして、2人、または3人のモデルに、表情をクローズアップするのか、ドアップなどの身体表現で表現するのかを決めます。また、感情表現で重視したいポイントは、「情熱・興奮」や「恐怖・動揺」「苦痛・諦め」「苦悩・苦しみ」など感情変化の過程で注意したいポイントなどを考えて、そのポイントごとにその魅力を際立たせるためのポーズとポーズとのタッチ、身体の向き、時間差などを設定します。
この作業に費やす時間が極端に短くて済むので、似顔絵の経験がない方は、とてもわかりやすく表現できるはずです。ただし、モデルによっては、感情表現が重要と判断するポーズを嫌がる方もいますので、描きたい感情の強さは絶対に外せないでしょう。
今回のサンプルは、パウルとヴィクトルです。まずは、これらのモデルをセットして、それぞれのモデルの写真や似たパーツを持って来て、下記の画面のレイアウトにします。
似顔絵で人物の感情を表現するときの注意点
似顔絵で人物の感情を表現するときの注意点は、顔の特徴が正確に把握されていること、右向き・左向きの顔の有無や、頬の膨らみ・すぼみのあるなし、眉毛の位置などです。普段描く機会が多い絵柄であり、身近なモチーフのため、ご自分でも気になればそれをしっかり把握できます。また、顔の表情や仕草にも多くの種類があり、似ている似顔絵でも、表情や身体の動き、目線や視線の方向が若干異なれば、かなり印象が異なってくることもあります。
表情をもう少し具体化したい、こういった動きや様子をもっと詳細に伝えたいといったご要望がございましたら、一緒にその理想に近づけるようお手伝いをいたします。また、全体のバランスを考慮しながらバランス良く描くには高度な技術が必要で、表現が難しいものです。
当店ではお客様のご要望をしっかりとヒアリングし、修正を繰り返しながら綿密な打ち合わせを行い、正確で自然な絵づくりを目指します。