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似顔絵 上手く書く方法 笑顔の表情
似顔絵で笑顔を表情豊かに描く場合
似顔絵で笑顔を表情豊かに描く場合は、肖像画のように厳密な写実主義も、デフォルメされたキャラクターも同じように評価されます。もちろんそうでない場合もありますが、似顔絵の可能性を追求するには、デフォルメを避けて通ることはできません。例えばタレントをデフォルメしたイラストは、似顔絵師の中では比較的歴史の長い技法ですが、現在では似ていない絵の代名詞にさえなっています。
どの肖像画も似顔絵師の手仕事により似てくるように、デフォルメされたイラストもプロの似顔絵師の手にかかると、かなり印象的な表現に仕上がります。ただしプロの手による似顔絵では、よりリアルで個性的な表現をしたい時は、写真を利用することもあります。
例えばプロの似顔絵師が、俳優や俳優本人の写真を元にイラストを制作する、といった例です。俳優の顔を、一枚の写真の中で似させるのが難しいことを考えると、デフォルメイラストをより魅力的にする写真の利用は合理的で正しい技術と言えます。
似顔絵で笑顔を表情豊かに描く場合のポイント
似顔絵で笑顔を表情豊かに描く場合のポイントは、明るく、元気に印象良く、がポイントです。基本的に、感情を表情豊かに描くことは簡単にできます。人物に感情を持たせるというよりは、明るい笑顔で描かれるようにした方がいいでしょう。なお、似顔絵を描くときには、顔の下半分に彩色しないように気をつけるといいでしょう。
顔に彩色すると、どうしても顔が大きく見えてしまうので、似顔絵では少しバランスをとるようにした方がいいです。少し顔を下向きに描いた方が、顔は小さく見えます。
とはいえ、彩色するかどうかは個人差があります。また、彩色するかどうかを決めるのは作者の感性にもよる部分でもありますので、彩色しないほうが好ましいということもあります。実際に、彩色するのではなく、顔の三分の二に線を入れる人も多いです。線の入れ方についても、似顔絵の技術やセンスによって異なるので、一言では言えない部分です。
ただ、似顔絵を描く際には、顔を小さく見せることより明るく表現することが大事ですので、彩色しないほうがいいということもあるということです。
似顔絵で笑顔を表情豊かに描くときの注意点
似顔絵で笑顔を表情豊かに描くときの注意点は、不自然さを極力抑えることです。それは本人の特徴的な絵であるかどうかです。その人らしい表現ができないと、絵を描いて喜んでもらえるようなメッセージが伝わらないからです。絵を描くこともコミュニケーションの一環ですので、一番大切にするのはいかに依頼人が描いてもらいたいと考えているということを表現できるかだといえるでしょう。
これが第一となります。それに加えて、依頼人に喜んでもらいたいという気持ちです。顔を描くわけですから、そこに期待されていることを感じ取ることが求められます。自分のためにプロに自分の顔を描いてもらうときなのですから、喜びをより感じたいと思うはずです。
依頼人の顔の特徴を捉えつつ、個性も残すことを心がけることがポイントとなります。これは、その表情や髪型、服装などの他にも、似ている似ているという個性のことを言います。
こういったものは伝えるのが難しいものなので、依頼書やコメント、LINEの会話などを交えながら上手に伝えることが必要となります。このポイントをしっかり押さえておけば、喜ばれる似顔絵として伝えてもらうことができるのではないでしょうか。