おすすめ情報
似顔絵 上手く書く方法 口元の表情
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描くメリット
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描くメリットは、その仕上がりの質を上げるだけでなく、その似顔絵を受け取る相手の気持ちや心を考えることにもつながり、非常に大切なことだと言えます。まず、もしその似顔絵がイラストだから、仕上がりのイメージを決めるのは口元だけで、実際にはどんな表情が描かれるかわからないけれども、「どうにでもなれ~」と投げやりな気持ちで作成してもらうより、何としてもプロの技術で引き伸ばしてもらった似顔絵を貰いたいと、相手の気持ちに寄り添った心構えが大切です。また、プロの似顔絵を描く方も、どのようにすればより満足してもらえるか、その表情の作り方も丁寧に考え、そして技術も磨くことでしょう。
それに対して、プロでも、自分で描いた似顔絵でも、仕上がりのイメージは口元だけというのは、似顔絵ではなくイラストになってしまうという心配もあります。そのような状態では、せっかくの似顔絵の表情が伝わりにくくなってしまい、似顔絵としては低品質なのです。
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描く場合のポイント
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描く場合のポイントは、目の位置です。斜め上か横を見る場合と、正面を見る場合では顔の印象がかなり変わります。少し下を見るように見せることで、平面的な印象になり、目力がアップします。
似顔絵を書き直してみて、斜め上と横から見た顔の表情がとても変わった場合には、目を合わせる方向を変えてあげることも大切です。目のあたりに少し変化をつければ、顔の印象がもっとかわります。
頭の後ろを1回ぐるりと回してみるだけで顔の印象は変わります。手も少しアップさせるだけで、印象がかわります。ただし、あまりにも手のパーツを強調してしまうと、派手になる場合があります。その人のイメージが崩れてしまいますので、描くときには注意が必要です。自分らしいオリジナリティ溢れる似顔絵を描くためにも、顔の表情には十分気をつけて書きましょう。
また、髪の毛も描くときにはとても注意すべきです。髪の毛をいじるクセがある人の場合は、少し長めの髪を書く方が失敗が少なくなります。
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描くときの注意点
似顔絵で口元に変化をつけて表情で似せて描くときの注意点は、前髪にあります。前髪だけで顔の輪郭が違って見えるようだと、前髪を描き込むことに集中してしまい、似てない顔を描いてしまう可能性があります。前髪を描くときは前髪から斜め45°程度になるように描き、そこから前髪を描くように描いていきましょう。
そこから徐々に顔に近づけていき、立体感を出していきましょう。そして最後のひと手間として前髪を繋げていきましょう。髪の雰囲気、頭の形が似ている、髪の毛の量の少ない人などは、前髪の束から繋げることで雰囲気を出すことができます。そこまで描けば顔もしっかりと似せて描けるはずです。
全体として「似てる」と認められるイラストを目指しましょう。前髪以外の部分には、しっかりとキャラの特徴をとらえたタッチで描くことが大切です。前髪は全体の作画が終わってから描くと、全体のバランスや違和感がなくなるでしょう。逆に、途中で前髪を完成させてしまうと違和感が生じ、描きやすくなります。