おすすめ情報
似顔絵 上手く書く方法 パーツの配置を似せる
似顔絵のパーツの配置
似顔絵のパーツの配置は、ほとんどの場合が3次元でデザインされます。ここでの3Dとは、3Dスキャンを指しているわけではありません。フォトショップやイラストレーターで、写真から好きなパーツを切り取って、2次元のイラスト化をするイメージです。完成したイラストから、適切なパーツを選び出して、イラストのベースとして配置します。
そして最後は、絵の具で着色したり、マーカーを使ってなぞったりと、立体的に仕上げるために工夫を凝らします。たとえば鼻を高い位置に配置したい場合は、イラストレーターを使い、イラストには、鼻と顔の輪郭を「I can’t to know the person here, it’s fine hair」と2行で書き込み、赤色の鉛筆を複数本使用しています。
テキストは、写真を使用せずすべて手書きしています。こうした手作業によるアナログ感が、機械やデータのデータではなく、人間の身体の骨格や顔の動きを再現できることから、立体的になり、遠近感が生まれます。
似顔絵のパーツの配置を似せるために
似顔絵のパーツの配置を似せるためには、元となる写真のレタッチなども必要になりますが、基本的にはパーツの配置を似せることが目的なので、写真はできれば不要なものは排除します。画像検索で不要なものがあれば、削除しておきましょう。Photoshopでは、不要なパーツについては、塗りつぶしで削除できますし、ブラシでなぞることも可能です。もちろん必要な部分については、色を変更したり、角度を調整するなど工夫して利用していきます。
以下、実際に使用する写真の一例です。こちらの写真の場合、「目」と「髪」と「口」を分離させることによって顔のパーツの配置をよくできます。次に撮影した写真のレタッチを行う前に、よく比較するパーツをピックアップしておきます。
これがズレてしまうと、かえって良く見えないこともあるからです。レタッチを行う前の最終確認をすると良いでしょう。顔のパーツを似せるための注意点としては、目の大きさ、眉、口元などで、これがズレていると雰囲気が出ない場合もあります。
似顔絵のパーツの配置を似せるポイント
似顔絵のパーツの配置を似せるポイントは、顔のパーツを忠実に描くのではなく、あえてバランスを崩した形で描くところにあります。顔のパーツが印象的に見えていると、どうしても骨格やパーツの流れが平面的に見えてしまうことがあるからです。似顔絵が得意な人は、あえて顔全体のバランスを崩して、インパクトのある似顔絵を描くことで、個性を出すことができます。
顔全体を平坦なフレームのように描くのではなく、顔の一部を強調させることで、その人の特徴を強調させることができるのです。これも個性を出すコツだといえます。
このようにして描かれたパーツは、似ていると人に認められたり、個性を出せると人気が出るかもしれません。また、それだけではなく、人とは違う似顔絵をデザインして、目立ちたい、という気持ちを後押しする効果もあります。パーツの配置や色使いで、オリジナリティのある似顔絵は、誰でも描くことができるものではありますが、だからこそ、描き方や個性が現れる重要なポイントです。
ぜひ一度試してみて、楽しんで描くようにしましょう。