似顔絵の顔をうまく描くために
似顔絵の顔をうまく描くためには、当然のことですが、顔のパーツはきちんと見ていなければなりません。「似ている似顔絵」というのは、実は、「パーツ」がよく似ているのです。
似顔絵の顔は誰がどう見ても分かりますが、顔の「パーツだけ」を見ると、誰かわからないということがよくあります。言ってみれば、細かいパーツはありすぎてわからないのです。テレビやインターネットなどの画像などでチェックしてみて下さい。似ている似顔絵をよくみると、そのへんの特徴を上手くとらえている絵だとわかります。また、「似顔絵が似ている!」と思わせる要因は他にもあります。
実は、その要因は顔のパーツによって、「人の気持ち」がよく表れていることがあります。
たとえば、人の気持ちをしっかり落ち着いたものにしたければ「眉」、会話を楽しむイメージは「口元」、目鼻立ちを整えたり・輪郭を変化させることで、それを描く時は人の心を動かすのです。つまり、眉は丸みを帯びて上気していて、口はキュッと締まっていて、輪郭は優しい印象。 そんな風にして単なる似顔絵でなく、似顔絵のモデルの持つ雰囲気なども表現したりしています。
似顔絵の顔をうまく描くおすすめの方法
似顔絵の顔をうまく描くおすすめの方法は、特徴をうまくとらえるコツを知ることです。プロの画家の絵でも、実物の顔を見て描くよりイラストとして作る方が、似顔絵の「顔の特徴」を逃さないから「似ている」うまい似顔絵が描けるのです。
まず、顔の輪郭を描くときは、正面を向いて描いていきましょう。
とくに眉、鼻の線、目の下、頬骨、唇の線は、印象がぼやけないように描いていきます。
似顔絵を描く時に注意しておきたいのは、眉の描き方。顔の印象に大きく影響します。耳をかくときも、強調する顔の輪郭の邪魔になるため、最初は描かずに様子を見るなどして調整すると良いでしょう。
鼻と口は、頬と繋がっているため、目より前に持ってくるように描くと、顔の輪郭がより強調された感じになると思います。輪郭が完成したら、目の位置・アゴまでのラインなどを調整していきましょう。